安田小学校（広島県広島市）

柔（やさ）しく剛（つよ）く

本校は1956（昭和31）年の開校以来、建学の精神である学園訓「柔しく剛く」のもと、一貫して、人を思いやる心と確かな学力・技能を育てる教育を大切にしてきました。人間としての品格（柔しく）、人生を切り拓く力（剛く）の双方をあわせ持ち、自らの夢や希望を実現する力を備えている人が、私たち教師のめざす子どもの姿です。
入学式の日から６年間、毎日の学校生活の中で、確かな教育を積み重ね、結び合い、卒業を迎える日に「ぼくは、やりたいことが思い切りできた」、「わたしが中学に行ったら、もっとこうしたい」と胸を張って本校を巣立つ子どもを育ててまいります。子どもは家族の宝であり、社会の宝です。家庭と学校と子どもが絆を結び、ともに歩んでいく学校でありたいと考えています。
人生を心豊かにたくましく生き抜いていくためには、まなざしを未来に向けて、夢や希望を抱き、志を自ら実現する力を備えていることが大切です。本校は、「徳育」・「知育」・「体育」で築いた基礎力の上に、すべてにおいてよく考えて、粘り強くやりぬく「実践力」を育てることを教育の基本方針としています。太い幹を持ち、豊かに枝葉を伸ばす、キャンパス内の「くすのき」のように、しっかりとした基礎力を身につけて、どこまでも大きく伸びていく子どもを育てたいと考えています。