この度、スクールバスの運行時に児童生徒の乗車・降車を管理できる「バス乗降車管理機能」をリリースいたしました。
本機能により、学校やバス運行会社は児童生徒のバス乗降車状況をリアルタイムで確認でき、また、保護者は子どもがバスに乗り降りした際に通知を受け取ることができます。
目次
機能リリースの背景~スクールバス運行管理の課題を解決~
全国で進む学校統合
日本の15歳未満の子どもの数は、1982年から43年連続で減少しており、過去最少の記録を更新しています。そのため、必然的に学校の統合が全国で進んでいます。


文部科学省の調査では、令和元年から令和5年度の期間に、730件の公立小中学校の統合が行われ、1,748校が743校になっています。
学校統合による通学手段の変化
学校統合の際に、重要課題のひとつが遠距離通学となる児童生徒の通学支援です。
その支援方法として多く検討・実施されるのがスクールバスの運行です。実際に、文部科学省の調査によると、令和4〜5年度に行われた学校統合(293件)によって、統合後にスクールバスでの通学が統合前の2倍となった事例が確認されています。

スクールバス導入時の課題や懸念
スクールバスを導入するにあたっては、以下のような様々な課題や懸念があります。
導入前の課題
- 導入に当たっての費用の確保(車両購入費や人件費等)
- 運行ルートとバス停の設計・設置
- 運行事業者の確保
- 保護者への説明
- 地域住民の理解
導入後の課題
- 適切で安全な運行管理
- 保護者との連携
- 保護者の不安軽減
- 地域住民との連携
こうした課題に対し、Chimeleeでは、導入後の課題解決を支援する機能を充実させています。既存機能である「バス乗車管理機能」や「メール機能」、「バス位置情報配信機能」では運行管理や保護者当との連携強化、保護者の不安軽減をサポートしておりますが、今回リリースを行う「バス乗降車管理機能」の活用で、より安全な運行管理と保護者の不安軽減を実現することができます。
※既存機能の詳細はこちらから
Chimelee バス乗降車管理機能のご紹介
3つの特徴
その①
バスの乗降車時は、児童生徒ごとに発行される専用QRコードを読み取り端末(スマートフォンやタブレット)にかざすだけ!
また、乗車予定でない児童生徒が乗車した際は、エラー表示がされるため、バスの乗り間違えも防止できます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


その②:児童生徒のバスの乗車・降車情報を保護者にお知らせ
保護者の安心を確保するために、児童生徒のバス乗車・降車情報が保護者に通知され、乗車・降車時間も確認することができます。

その③:学校やバス運行会社もリアルタイムで乗車状況を確認
学校やバス運行会社も児童生徒の乗車状況をリアルタイムで確認することができるため、「乗車予定の児童が乗っていない」といった状況を把握し、保護者との連携や対応を実行することができます。また、乗車記録も残るため、児童生徒毎の過去の乗降車記録をいつでも確認することができます。


今からスクールバス運行を開始される学校様はもちろん、既にスクールバス運行をしている学校様も、是非Chimeleeを活用し、安心安全かつ効率的なバス運行管理を実現していただけますと幸いです。
対象となる施設様
Chimeleeをご契約の全ての施設様が対象となります。
今後もChimeleeは、皆様がより便利にご利用いただけるように新機能リリース・機能改善を図ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

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