バスキャッチで『認定こども園』の管理もしたいというリクエストにVISHは即応してくれました。
秋津幼稚園
理事長・園長 小島 聖先生
その他の導入実績
秋津幼稚園は東京都東村山市にある1965年創立の私立幼稚園です。現在、3歳児、4歳児、5歳児の3学年で合計132名が在籍。2013年12月からは「認定こども園」もスタートしています。「バスキャッチ」の導入と活用について、理事長・園長の小島 聖先生にお話を伺いました。
目次
成功体験を積み重ね「自立した子供を育てる」
秋津幼稚園について教えてください。
秋津幼稚園は東京都東村山市にある1965年創立の私立幼稚園です。現在、3歳児、4歳児、5歳児の3学年各2クラス編成で合計132名が在籍しています。私自身、2003年に父から理事長・園長を引き継ぎましたが、その10年前から教員として保育並びに園の運営に携わってきました。
私たちの保育の特徴は「自立した子供を育てる」ことにあります。子供たちが同じ振り付けで、一糸乱れずにお遊戯をする姿は、保護者の方から見ればかわいらしく、成長を感じられるかもしれません。でも、秋津幼稚園では教員が指導した通りにできれば成功、できなければ失敗、という保育は行っていません。子供たちが自分で考えて行動できるような環境を整え、3年間でこれだけ変わった、成長したと感じていただける保育を目指しています。
そのためには子供たちにやる気を持たせることが必要になります。子供たちが自然と興味を持つような課題を用意してあげれば、子供たちは自然と集中して取り組みます。集中して取り組めば、自然と結果はついてきます。子供たちが感じている達成感を、私たち教員と保護者が認めてあげることが大切です。単に褒めるのではなく、どういう姿勢で取り組み、どんな過程を経て結果につながったのかをきちんと把握した上で、認めてあげることが自信につながるのです。結果オーライで単に褒めるのでは、子供たちの自信にはつながりません。
自信がつくと、子供たちは自然と自分で課題に取り組むようになります。このサイクルをできるだけ積み重ねてもらえるよう保育に取り組んでいます。成功体験を積み重ねることで、最終的には逆境に強い人間になって欲しいと考えています。
また、2013年12月1日より「認定こども園」の認定を受け、幼稚園とともに認定こども園の運営も始めています。
指導要録作成データを簡単に蓄積したい
「バスキャッチ」に興味を持ったきっかけについて教えてください。
VISH株式会社よりダイレクトメールをいただいたのがきっかけでした。内容を拝見して、バス送迎コースを簡単に作成できることにひかれました。また、メール配信についてもずっと頭の片隅にありながら実現できずにいたのですが、これなら実現できるのではないかと感じました。
そこですぐに連絡を取り、説明に来ていただきました。バスキャッチの機能をプレゼンしてもらい、実際のデモを見せていただいき、導入にかかる費用、ランニングコストなどをお聞きしました。
バスキャッチの導入で実現できる内容に比べて、導入にかかる費用が安価でしたので、すぐに導入を決めました。
バスキャッチ導入前は、バスコースの設定などはどのように行っていたのですか?
バスコースについては、ドローイングソフトで自分たちでコースを描いて、それを切り貼りしてコース設定をしていました。
メール配信については、一度他のシステム会社と契約してメール配信を行おうとしたことがありますが、使い勝手が悪くてきちんと使えないまま、メール配信は実現できていませんでした。
また園の管理の面では、指導要録の作成は専用ソフトを使っており、預かり保育については販売管理ソフトを別途導入して管理していました。ただ、実際には教員はほとんど使っておらず、こちらもなんとかしたいと考えていました。
例えば預かり保育では、保護者の方に事務所に来ていただいて、書式に記入して提出してもらったもの、あるいは教員が直接聞いた保護者の方からの申し出を入力して集計をするだけでした。
そこで、バスキャッチの導入にあたり、指導要録を作成するためのデータの蓄積を簡単にできないか、預かり保育の申し込みや管理ができないか、というリクエストをしたところ「バスキャッチでできます」との返答をいただきました。
保護者、教員・事務の負担軽減につながる
現在、「バスキャッチ」をどのように活用していますか?
2012年11月にバスキャッチを導入し、現在ではほぼすべての機能を活用しています。
①園バス運行管理/バス到着案内メール、バス運行状況確認、バス送迎コース作成
②保護者との連絡/欠席・遅刻連絡、預かり保育の申請
③お知らせメール配信/緊急連絡メールの配信、各種お知らせメールの配信
④名簿管理/園児・保護者様の情報を記録・管理
⑤各種申込/預かり保育の管理
⑥各種印刷/指導要録等の印刷、他
バスキャッチの導入効果を教えてください。
保護者の方がすごく楽になったのではないかと思います。例えばバスの送迎については、時刻表通りにバス停にお迎えに出ていただくようにしていましたが、実際にはバスは遅れることが多く、10分以上お待ちいただくことも多かったと思います。小さなお子さんがいらっしゃる方も多いので、バス到着案内メールで少しはご負担が軽減できたのではないかと思います。
欠席の連絡も朝の忙しい時間に電話で連絡をいただいていましたが、今では携帯電話やパソコンから届けができます。電話で受けたものを書き出して、担任やバスの運転者に連絡していましたが、今では電話の受付や入力なしで一覧として出力できますので、園としても事務作業が軽減できていると思います。
また、預かり保育に関しては、補助金申請の関係で東京都に対していろいろなデータを実績報告として提出しなければなりません。例えば○月○日は○人が使ったということを、全部集計する必要がありました。以前は手書きで数値を写して電卓で計算していましたが、今ではバスキャッチで集計ができます。
出欠や預かり保育など以前は教員や事務が入力する必要があったものが軽減されたことにより、忙しい教員が子供たちと向きあう時間がとれたり、他の業務を行うことができるようになっています。
2013年12月から「認定こども園」の運営もスタートしましたので、「保育に欠ける子」として申請された子供の管理をバスキャッチでできるようリクエストしました。
「認定こども園」の管理もバスキャッチで
VISH株式会社の対応はいかがでしたか?
2012年11月にバスキャッチを導入し、現在ではほぼすべての機能を活用しています。
12月中には「認定こども園」としての集計を行う必要があったのですが、まずはベータ版を提供していただき、試してみました。使わせていただいた感想や教員の意見を伝えて改修していただき、集計には何とか間に合いました。
こうした際に商売っ気抜きで対応していただけるのはうれしいですね。
改めてバスキャッチの評価をお教えください。
①保護者の負担軽減バス停へのお迎え、欠席連絡など、細かなことですが時間の節約、ご負担の軽減につながっていると思います。
②教員、事務の負担軽減以前は書式や口頭、電話などでご連絡いただいたことを手書きでまとめたり、パソコンに入力したりしていました。バスキャッチでは保護者が携帯電話などで届け出たことを、欠席者一覧などとして出力できる他、バスの運行管理にも反映できますので、事務作業が軽減され、円滑な園の運営に役立っています。
③緊急のメール配信運動会や遠足など、天気に左右される園の行事の変更の連絡を、メールで一斉配信できることはとても助かっています。
新しいものを作っていける関係でありたい
最後に「バスキャッチ」及びVISH株式会社へのご要望などありましたらお願いします。
教員はたくさんの仕事を持っていますので、簡単にアクセスできて、日々の子供の記録などをストレスフリーで入力したり、内容の確認ができるようバスキャッチを進化させていただければと思います。
いままでも「こんな機能が欲しい」と言いたいことはどんどんお伝えしていますし、それに対応もしていただいています。いろいろと良い結果が出ていますので、今後もともに新しいものを作っていける関係でありたいですね。
秋津幼稚園様、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
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- 秋津幼稚園のホームページ https://www.akitsu.ed.jp/
取材日時 2013年12月